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浄土宗 照福山 顕光院 圓應寺 - 福岡 (円応寺・えんのうじ)

TEL. 092-761-1454

〒810-0074 福岡県福岡市中央区大手門3-1-7

商売繁盛・隆昌祈願Business prosperity/The prosperity

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商売繁盛・隆昌祈願

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代表的な福の神である七福神が揃うのは江戸初期です。中でも人気を集めたのが財運福徳のご利益で知られる大黒天・弁財天でした。

当山の寺宝には太平洋戦争の福岡大空襲の中で、奇跡的に焼けなかった「最澄作大黒天」と「空海作弁財天」のこの二体のご神体がお祀りしてあります。

仏教の守護神、天部に属する大黒天は、インドのシヴァ神と大国主命と神仏習合で同一神格とされ、日本神話の中で、成長するにしたがって国造りの神として活躍します。
軍事の神様でもあり、農業・商業・医療の開発に力を尽くし、これらの産業の神様としても信仰を集めています。そこから派生して裕福・福徳を示し商売繁盛の神徳を有します。
頭に頭巾、体に狩衣をまとい、左肩に袋、右手に福槌、米俵の上に立ち、短躯、肥満、福耳といわれる大きな耳が特色で米俵に座る姿もあります。
また、昔の日本人は、魂や物を増やすためには“振る”ことが大切と考えていました。打ち出の小槌を振るだけで財宝や食物を出すことができる大黒天は、 財運福徳をつかさどるにふさわしい神なのです。打ち出の小槌の「槌」は「土」、すなわち米をはじめとした、様々なものを生み出す「大地」を意味するのだと言われています。
弁財天はインドの水神サラスヴァティーを起源とします。
元来は学問・芸能の神とされ、中世に入ると、宗像三女神の1柱、市杵島姫命と同一視されるようになりました。 同時に、財産を司る七福神の紅一点として、人々の信仰を広く集めるようになりました。
漢訳は『弁才天』ですが、室町時代には『弁財天』と表記されるようになったのは金運アップを願う庶民の思いが込められているからなのでしょう。
財物の神の『弁財天』は、水の神、時として白き龍神遣わしし龍宮の主乙姫として海の神、また幸福・財宝を招き、『大日経』では美音天として芸道上達の神徳を持つ神として信仰を集め、 また『金光明経』の中で、財宝や美しさを与える吉祥天と並んで説かれ、宇賀神と同一視されたことから、これらが習合し、財宝の神様としても祀られるようになりました。

この大黒天と弁財天に商売繁盛・隆昌祈願を致します。ご希望の方はぜひご連絡くださいませ。


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